さんりんしゃでは、乗馬療法をとおして障がいを持つ方の心身の発達を促します。
馬とふれあうことでやさしい気持ちを育み、心が落ち着きます。
利用者様ひとりひとりの課題に合わせ、個人レッスンします。
無理せず楽しくひとつひとつステップをふんで、できることを増やしていきます。
自分で姿勢を保てない場合やまだ馬に馴れていない場合は、スタッフが一緒に騎乗して背中を支えて乗る乗り方(タンデム)や両サイドでスタッフが支えて乗る乗り方があります。
馬場内での乗馬に慣れたら、さんりんしゃの敷地の中をお散歩します。
お馬さんに乗って外を歩くのは気持ちがいいですよ!
乗馬が終わったらお馬さんにご褒美のおやつを上げます。生き物とふれあうことで優しい穏やかな気持ちを育みます。
介助されての乗馬になれてきた「ひとりで乗る」ことに挑戦です。
歩くときはスタッフさんに手綱はひいてもらいますが「鞍をつける」「馬にまたがる」「お馬さんをお部屋に戻す」など一連の動作をひとりで行います。
乗馬になれてきたら「アクロバット乗馬」に挑戦。
まずは両手を上にあげて。
いろんな技を憶えます。
どんな馬でも乗馬療法の馬になれるわけではありません。
持ってうまれた優しい気性と専用の訓練が必要です。
さんりんしゃのお馬さんたちは子どもや人間が大好きな優しいこたちです。
ハートもボディも繊細
食いしん坊。仕事はきっちりこなします。
仲間の姿が遠ざかって行くといなないてしまうさみしがりや
乗馬療法を行う馬場はさんりんしゃの敷地内にあります。
屋根付きなので雨の日も安心。静かな環境で乗馬を楽しむことができます。
1960年代に、ドイツ人の医師と理学療法士のグループが定義付けました。
ドイツでは姿勢の矯正や腰痛といった軽度の障害から、独力で騎乗できない重度の障害までの治療を目的として、盛んに乗馬を利用しています。
ヨーロッパ各国ではごく一般的な療育方法となっており、健康保険制度も導入されています。
乗馬競技の一種で日本語では「軽乗(けいじょう)」と呼ばれます。
馬に乗ったまま両手を離したり、体の向きを変えたりなど簡単な技から、走っている馬に飛び乗ったり、馬の上に立ったりなど、様々な技があります。
ひとつひとつできることが増えていく楽しさを感じながら、バランス感覚を養います。
さんりんしゃでは乗馬療法が障がいを持つ方々や子どもたちにとてもよい刺激を与えると考え、乗馬療法のインストラクターを養成しています。
ドイツから講師を招き、乗馬療法やアクロバット乗馬の講習を開いています。
左がアンゲリカ シュナイダー講師
Angelika Schneider (アンゲリカ シュナイダー)
ドイツ/ミュンヘン出身
理学療法士(PT)、乗馬療法士
専門はスポーツリハビリテーション
障がい課題のある方(成人と子ども)への療育の一環として、
乗馬療法のプログラムを実践されています。
ドイツでは、医学的見地から、PTの資格を持っていることが大前提で、乗馬療育が行われています。
アンゲリカ シュナイダー講師の娘サラさんが所属しているアクロバット乗馬のチーム。
下段右から2番目がサラさん。
ひとりで座れたよ!
まだちょっと怖いかな?
ずいぶん上手になったね!
出番はまだかな〜?
アクロバット乗馬。両手離しに挑戦!
乗ってみる?
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まだお馬さんに慣れていない場合はふれあうところからはじめます。
さんりんしゃのお馬さんは優しい穏やかな性格なので体を触ったり話しかけたりしてゆっくり慣れていくことができます。